潰瘍(かいよう)
潰瘍とは、病気のために粘膜や皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、できた傷が深くえぐれたようになった状態をいいます。
同じようにしてできた傷でも粘膜や皮膚が浅くえぐられたものは「糜爛(びらん)」といいます。
このような誤解がある
- 潰瘍は病気の名前だという誤解(46.4%)。
「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」などの言葉になじみがあることもあり、「潰瘍」という言葉そのものが病気の名前と誤解している人が多いが、潰瘍は病名ではなく、状態を表す言葉であることを伝えるようにしましょう。
潰瘍について説明する際は、粘膜内のどこまで達しているのかを図に描いて示すと効果的です。
この記事は2018年12月現在の情報となります。