がん治療中の味覚障害

食べることは、単に栄養を摂取するためのものではなく、生活をするうえでの楽しみでもあります。味覚障害があることで食事がつらいと感じることは、がん治療中の患者さんにとって大きなQOL低下の要因となります。がん治療中の味覚障害の症状や服薬指導、生活指導のポイントを紹介します。

兵庫医科大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
任 智美 先生

2002年兵庫医科大学卒業後、同大学耳鼻咽喉科、神戸百年記念病院耳鼻咽喉科勤務を経て、2009年ドイツ・ドレスデン嗅覚・味覚センターに留学。2011年兵庫医科大学学内講師、2014年同講師に就任。現在に至る。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会耳鼻咽喉科専門医、日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器専門医。日本口腔・咽頭科学会理事、日本味と匂い学会、小児耳鼻咽喉科学会評議員、日本耳科学会会員、日本嚥下医学会会員、日本音声言語学会会員など。専門分野は味覚、幼児難聴、補聴器、漢方治療。

この記事は2024年8月現在の情報となります。

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