がん治療に伴うしびれや
痛みなどの症状
がん治療中の患者さんのなかには、副作用によって手足にしびれや違和感があったり、力が入りにくくなったり、痛みが出たりすることがあります。
これらの症状を「末梢神経障害」といいます。症状が重症化すると、日常生活に支障が出てがん治療の継続が困難になることがあります。また、末梢神経障害は、見た目の変化を伴わない副作用のため、患者さんががまんしてしまうと、医療者が気づかないまま、対応が遅れてしまうことがあります。気になる症状があったら、できるだけ早く相談することをおすすめします。
がん治療の継続をアシストするための手足のしびれや痛み対策を紹介します。
がん治療に伴うしびれや痛みなどの症状
衣食住の工夫
しびれの悪化予防と危険回避のポイント
公益財団法人がん研究会 有明病院
先端医療開発センター がん早期臨床開発部 部長
古川 孝広 先生
2000年札幌医科大学卒業後、2007年同大学大学院医学研究科修了。2010年にリレー・フォー・ライフ（RFL）マイ・オンコロジー・ドリーム（MOD）奨励賞を受賞し、米国MDアンダーソンがんセンターでの研修を経て、2014年国立がん研究センター東病院の先端医療科/乳腺腫瘍内科に着任した。乳がんを中心とした診療活動と新規抗がん薬の開発に尽力した後、がん研有明病院の先端医療開発センターがん早期臨床開発部長に就任。
先端医療開発センター がん早期臨床開発部 部長
古川 孝広 先生
2000年札幌医科大学卒業後、2007年同大学大学院医学研究科修了。2010年にリレー・フォー・ライフ（RFL）マイ・オンコロジー・ドリーム（MOD）奨励賞を受賞し、米国MDアンダーソンがんセンターでの研修を経て、2014年国立がん研究センター東病院の先端医療科/乳腺腫瘍内科に着任した。乳がんを中心とした診療活動と新規抗がん薬の開発に尽力した後、がん研有明病院の先端医療開発センターがん早期臨床開発部長に就任。
この記事は2022年2月現在の情報となります。